
注文住宅を建てるには、8か月から15か月の期間が必要です。
ケースに応じて仮住まいの用意や、入居に間に合うような家具の用意など、計画的に準備する必要があるでしょう。
そこで今回は、注文住宅が完成するまでにかかる期間を詳細に解説します。
後半では注文住宅を建てる際の注意点も解説するため、最後まで読んでいただけますと幸いです。
□注文住宅が完成するまでにかかる期間をご紹介!
最初の数か月間は、情報収集や予算決めです。
注文住宅は自由度が高い反面選択肢が多く、いきなりイメージを膨らませようとしてもうまくいきません。
そのため、まずはハウスメーカーの見学会やwebサイトの資料など、参考になる情報を集めましょう。
近年はSNSを活用される方も増えています。
気に入った写真やイメージがあれば、後の打ち合わせで担当者にイメージが伝わりやすくなり、スムーズに進みます。
ご自身のイメージと完成後のイメージを近づけるためにも大切な工程なので、入念に情報収集しましょう。
この工程が終わると、3か月から半年かけて建築会社や土地選び、住宅ローンの事前申請まで進めます。
建築会社契約し、土地や具体的なプランが決まったら、金融機関に事前申請します。
この申請を通過すると、2か月から半年かけて本契約や、ローンの本申請を進めます。
この段階までに、建設プランに関する疑問点はなくしておきましょう。
本契約が完了すると、いよいよ3か月から半年かけて住宅が建てられます。
現場に行って住宅が建てられる過程を見るのも良いでしょう。
完成後は登記手続きの後物件が引き渡され、1か月程度かけて引っ越し作業を済ませ、入居できます。
□注文住宅を建てる際の注意点
注文住宅を建てる際には、余裕のある計画を立てることが大切です。
例えば台風や地震などの自然災害で、工事が遅れることも考えられます。
そのため、決められた時期までに建てたい方は、余裕のある計画を立てましょう。
また、建築会社との本契約後は、様々な仕様の変更が難しくなります。
契約後に後悔しないためにも、納得のいかない部分や変更したい部分がある場合は、本契約前に相談しましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅を建てる際にかかる期間や、注文住宅を建てる際の注意点について解説しました。
本契約は様々な仕様を確定してしまうため、後から要望を叶えることは難しくなってしまいます。
そのため、ローンの仮申請が通過しても、必ず契約内容は再度確認しましょう。